2025年5月24日(土)、フロンティアすみだ塾(第20期)の開講式が、墨田区産業共創施設「THE STAR」にて開催されました。
今回の活動報告は、すみだ次世代経営研究協議会 会長 15期生の株式会社ショコラティエ川路の川路がお届けいたします。
ちなみに、塾生として初めてこの場に立ったのは2018年。あれから7年。まさか自分が会長になるとは…人生、何が起こるか分かりませんね(笑)
開講式には、20期生10名のほか、多くの修了生が会場に駆けつけ、例年以上に熱気あふれるスタートとなりました。私自身も、塾生として迎えたあの日を思い出しながら、心の中でエールを送りつつ会に臨みました。
講義の冒頭では、関塾頭より「地方企業の実像」についてのお話がありました。ご年齢を感じさせないエネルギーに満ちた語り口からは、企業や地域との信頼関係の築き方、そして年齢にとらわれず挑戦を続ける姿勢の大切さが伝わり、塾生の皆さんの心にも深く響いていたようです。特に、「1日17時間の仕事を50年続けてきた」という関先生の言葉には、ざわつくどころか“どよめき”が起きていました。これは、私含め一同、背筋が伸びました。
続いて行われた塾生の自己紹介では、それぞれの想いがじわじわと滲み出てくる時間に。肩書きでも実績でもなく「どんな人か」が伝わる空気が流れていて、会場全体がゆっくりとあたたまっていくような感覚がありました。緊張しながらも自分の言葉で語るその姿に、会場からは自然と拍手や笑い声が起こっていました。

また、20期生の皆さんの多様な歩みや志に触れることで、「学び合うこと」の本質が浮かび上がってきました。塾生同士はもちろん、修了生との対話や関わりを通じて、世代や業種を超えた“越境的な学び”がすみだ塾ならではの魅力だと、改めて実感いたしました。
懇親会も大盛り上がりで、「こんなにテンション高い飲み会は学生以来です!」という声も。実際、先輩たちのノリが良すぎて、20期生が圧倒されていたのは内緒です(笑)
もちろん、はじめはうまく話せなかったり、自分のことを言葉にできなかったり、そんな“もどかしさ”を感じた方もいたと思います。でも、それで大正解。すみだ塾は“完璧な人”を求めていません。“これから変わりたい人”を応援する場所です。
さあ、20期の1年がいよいよ始まりました。笑いながら、悩みながら、でも前に進んでいける、そんな時間になることを楽しみにしています。
次回の講義は、ソダチクス株式会社の佐藤先生をお迎えし、「人間魅あるリーダーを目指して」の講義になります!
次回の活動報告も、どうぞお楽しみに。