フロンティアすみだ塾(第18期)第11回「経営者の事例に学ぶⅡ」を実施しました!
2024年2月17日(土)に、フロンティアすみだ塾(第18期)第11回講義を開催しました。
講師に、有限会社エニシングの西村和弘社長をお迎えし、「経営者の事例に学ぶ」というテーマのもとにご講義いただきました。
今回の活動報告は、
すみだ次世代経営研究協議会 委員
フロンティアすみだ塾15期生の株式会社谷口化学工業所の
谷口弘武がお送りします。
(普段、活動報告をなさってくれているショコラティエ川路の川路さんは、今回の講義日程がバレンタインシーズンで忙しく、参加できずに悔し涙を流しておりました。。)
有限会社エニシングは、主に前掛けの製造・販売を行っている会社です。
https://www.anything.ne.jp/index.html
2021年には映画「007」の1シーンにも登場したり、現在では世界30か国以上で販売されたり、世界に注目される日本伝統の帆前掛けを製造・販売しております。
講義では、
1.経営者の仕事とは何なのか?
2.自分自身を育てるブレない根っこづくり
3.0→1を生み出す未来の作り方
を中心に、西村講師の経営に対する姿勢や、企業を成長させるためのマインド、歩んできた軌跡についてご講義いただきました。
講義の中には、自分自身と会社を改めて深く考える時間や、10年後の自分と会社が行っていることを直感でイメージし記録するワークを行い、現役生(18期生)にとっても改めて自分自身を見つめ直し、未来を創造するとてもいい機会になりました。
講義の中でとても印象的だった言葉は、西村講師が時折お話しされていた、「右脳で考えて。」という言葉です。
右脳による「ひらめきやこころ」を大切にして、左脳は「数字の分析」のみにする。
右脳でのトライ→左脳での分析を、まずは10年間諦めずに繰り返す。
世界でご活躍される西村講師も失敗を繰り返し、諦めずに分析を繰り返して改善してきたからこそ今がある、という内容に私自身も含め、勇気をもらった現役生は多かったと思います。
無料で配られていて懐かしがられるだけであった「前掛け」から、品質やデザインにこだわり日本伝統商品となる「MAEKAKE」に。
製品の在り方を変えていったその根っこには、在りたい姿を想像し、実現に向けてひたむきに失敗と分析を繰り返していった西村講師の軌跡を学ぶことができました。
多くの刺激と気付きを得られる素敵な講義を改めてありがとうございました!
懇親会では、10期生OBである株式会社ホンダ地所 本多平学社長から乾杯の挨拶をいただきました。
その中では、来月に迫っている閉講式でのプレゼンを激励するお言葉や、当時を振り返っての本多社長からのアドバイスをいただきました。
10期生の本多社長にとって10年以上前のこととなりますが、今でも思い出すことができるすみだ塾の最終プレゼンは、現役生にとっても目指すべき未来の自分への道標として意味があるものになるはずです。
次回はいよいよ閉講式。
フロンティアすみだ塾現役生として過ごした約1年間の学びや想いが、未来の自分へのエールとして素敵なプレゼンにまとまることを期待しています!