平日9:00〜17:00
activity-report 活動報告
2023.11.02

フロンティアすみだ塾(第18期)第6回「岡山県津山市合宿」を実施しました!(前編)

第6回目の講義は、10月6日(金)・7日(土)の1泊2日で岡山県津山市での合宿に行ってまいりました。
関塾津山の皆様やその関係者の方々の企業訪問を実施しました。

今回もフロンティアすみだ塾15期生 すみだ次世代経営研究協議会 副会長の
株式会社ショコラティエ川路の川路が活動報告をさせていただきます。

まずは皆様、岡山県津山市がどこにあるかご存知ですか?

岡山県北東部。北は中国山地、南は中部吉備高原に接する、都市と自然が融合する表情豊かな地域で、岡山駅から車で1時間半のところにあります。
津山城や城東町並み(重要伝統的建造物群保存地区)などの観光スポットも多く、なんとB‘zの稲葉さんの出身地でもあり、年間1万人ものファンが訪れているそうです。

【初日】
到着後、まずは重要伝統的建造物群保存地区の城東町並みの近くにある早瀬豆富店で、関塾津山の皆様ととても美味しいお豆腐ランチをいただきました。

https://www.hayase-tofu.com/

私は、こちらのランチでいただいた油揚げ醤油が本当に美味しくて、お土産に3本購入しました。
そして、帰宅後にもっと欲しくなり12本追加でネット注文しました。
オススメです!!

和気藹々とした雰囲気のまま最初の企業訪問へ

(企業訪問①)
株式会社ワードシステム
https://www.wordsystem.co.jp/

関塾津山の会長でもある常務取締役の全本様より、会社の取り組みについて講義していただきました。

地方公共団体向けソリューション
自治体へのソフトウェアの開発
などを行っている(株)ワードシステム

行われている取り組みの中には、従業員満足度を上げるためのハード部分を整えるなど、一緒に働く従業員をとても大切にしていることが伝わる講義でした。

講義の後、会社を見学させていただき、若い社員が多いこと、社員同士のコミュニケーションの場としてのソファスペースや図書館なども完備しており、従業員満足度のハード部分を直に拝見いたしました。

また、現役生が驚いていたことは、“紙がない”ということでした。現役生が取引先に請求書のペーパーレスのお願いをしているそうなのですが、応じてくれる会社が少なく、苦労しているそうで、「この会社を見せてあげたい」と言っていました。

(企業訪問②)
株式会社トーカロイホールディングス
https://www.tokaloy.co.jp/

バスで(株)トーカロイホールディングスへ移動中、塾頭の関先生が、
「ここはすごい会社だぞ、社長がすごいんだ」とおっしゃっていた通り、
松本社長の講義は笑いありの楽しい講義かつ、とても勉強になることばかりでした。

超硬合金の製造・販売
金型部品およびその他精密加工部品の製造・販売
各種スプレーノズルの製造・販売
などを行っている(株)トーカロイホールディングス

超硬合金の工場見学をさせていただき、まず見学することが前提の工場の作りに驚きました。
そして、説明くださる社員の方の説明がとても上手でした。伺ってみると、取引先の見学も多く、何度もお話をしていらっしゃるのだそうです。

取引先が見学し、依頼するにたりる会社なのかを見極めに来る。
信頼を得るためだけに高額の検査機器を導入するなど、安心と信頼を得ることは会社にとって一番重要で必要なことであり、何も隠すことなく見せるということは、実はとても難しく勇気のいる決断なのではないかと思いました。

見学後、松本社長からホールディングス化を決断した講義をお聞きしました。

企業理念を設定しても、交通安全ルールの標語のようにただあるだけではなく、実現するための仕組み作りの話。
そこから、30年後も成長している企業を目指すために、各機能を統一化し、ホールディングス化への転換
現状の分析から未来への投資
配布された4枚の講義レジュメは、とても濃い内容のものでした。

(企業訪問③)
初日最後の企業訪問は、
株式会社和田デザイン事務所(LAB tsuyama)
http://slow-home.jp/

和田社長の事務所は、地域の「コト」から「モノ」そして「ミライ」をデザインする会社です。

アパレルメーカーの事務所・工房の空間リノベーションでグッドデザイン賞を受賞。
また、城下ハイスクールという津山市内の高校に在籍する高校生が、学校の枠を超えて自分たちのアイデアを地域で企画運営する取り組みも行うなど、様々なことをされております。

和田社長のお話を聞き、ランチの早瀬豆富店の店舗でも感じたのですが、墨田区の魅力ととても似ているところがあると感じました。

墨田区は江戸時代からの伝統や文化が、まちのそこかしこに息づきつつ、新しいシンボル「東京スカイツリー(R)」が建ち、感性豊かなクリエイターやエンジニアが集まり、ものづくりの技術を活かした先進的な取り組みが行われています。

技術やコンテンツがあり、それをデザインして組み立てる方がいて、新しい何かが生まれて発展していく。
その発信源となる和田社長のお話は、聞いていてとてもワクワクする講義でした。

(懇親会)
3社の企業訪問後、懇親会会場の「焼肉千恵」へ

https://www.tsuyamakan.jp/gourmet/detail/?pk=14

訪問させていただいた企業のお三方もご参加くださり、
これから長く続くご縁の最初の夜、美味しい料理と夢を語る場所へ!

焼肉千恵という店名ですが、私たちがイメージする焼肉屋ではなく、焼いたお肉が提供されるスタイルで、合宿ならではの、その土地の文化にも触れることができました。

懇親会の最初の挨拶は、
我らのすみだ次世代経営研究協議会 会長の株式会社和興の國分会長

会長が関先生からいただいた言葉
「近くの異業種、遠くの同業」
響きました~!
新たな視点からのヒントと、場所が違う同業からのヒント
経営者として必要な視点

現役生も
企業訪問先での経験を自分自身の会社に置き換え、
そして、このフロンティアすみだ塾で自分は何を得るのか、
そして、それを得るためにはどのように行動して先輩たちからヒントや応援を得ることができるのか

「全人格」的なお付き合いが関塾の基礎です。

自分自身を磨き、磨かれ輝くためのスイッチが入った合宿初日でした。

合宿2日目の活動報告は後編で!

墨田区内の後継者の皆様
「後継者」から「経営者」へ
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