平日9:00〜17:00
activity-report 活動報告
2025.01.07

フロンティアすみだ塾(第19期)第9回講義「経営者の事例に学ぶⅠ」を実施しました!

2024年12月14日(土)に、フロンティアすみだ塾(第19期)第9回講義を開催しました。
講師に、有限会社エニシングの西村 和弘 社長をお迎えし、「経営者の事例に学ぶ」というテーマのもとにご講義いただきました。

今回の活動報告は、
すみだ次世代経営研究協議会 委員
フロンティアすみだ塾15期生の株式会社谷口化学工業所
谷口 弘武がお送りします。
(普段、活動報告をなさってくれている川路副会長(株式会社ショコラティエ川路)は、仕事の都合で講義には参加できずに残念そうにしておりました。。)

有限会社エニシングは、主に前掛けの製造・販売を行っている会社です。
https://www.anything.ne.jp/index.html

2021年には映画「007」の1シーンにも登場したり、現在では世界30か国以上で販売されたり、世界に注目される日本伝統の帆前掛けを製造・販売しております。

講義では、
1.経営者の仕事とは何なのか?
2.自分自身を育てるブレない根っこづくり
3.0→1を生み出す未来の作り方
を中心に、西村講師の経営に対する姿勢や、企業を成長させるためのマインド、歩んできた軌跡についてご講義いただきました。

講義の中でとても印象的だったのは、冒頭で現役生全員に対して、
「今の会社の悩みは何なのか?」ということを問いかけられたことです。

ホワイトボートに3つのパートに分けて塾生たちの悩みを書かれていたのですが、
経営者の悩みは3つのカテゴリーに分けられるということを学ばせていただきました。

その3つとは、「人」「お金」「需要の創造」であること。
経営者、後継者として仕事をしていくことは悩むこともたくさんありますが、今の自分の悩みがどのカテゴリーに属するのかを考え、対処するための頭の整理に繋げることができる塾生も多かったのではないかと思います。

また印象的だった言葉は、西村講師が時折お話しされていた、「右脳で考えて。」という言葉です。
右脳による「ひらめきやこころ」を大切にして、左脳は「数字の分析」のみにする。
右脳でのトライ→左脳での分析を、まずは10年間諦めずに繰り返す。
世界でご活躍される西村講師も失敗を繰り返し、諦めずに分析を繰り返して改善してきたからこそ今がある、という内容に私自身も含め、勇気をもらった現役生は多かったと思います。
「ひらめきやこころ」により生まれたアイデアをしっかり深掘りして、自社の強みは何なのか?それを最大限に活かしているのか?改めて考えられる機会をいただけました。

無料で配られていて懐かしがられるだけであった「前掛け」から、品質やデザインにこだわり日本伝統商品となる「MAEKAKE」に。
製品の在り方を変えていったその根っこには、在りたい姿を想像し、実現に向けてひたむきに失敗と分析を繰り返していった西村講師の軌跡を学ぶことができました。
多くの刺激と気付きを得られる素敵な講義を改めてありがとうございました!

懇親会では、忘年会ということもあり多くのOB生にもご参加いただき、現役生も更に交流を深めることができたようです。
現役生数名と2次会まで参加し、学ぶこともたくさんありながら純粋に楽しい時間を過ごさせていただきました(^^)/

年内の講義もいよいよ終わり、数カ月後には閉講式が控えています。
フロンティアすみだ塾に入塾する前と今とで、現役生の皆さんのマインドがいい方向にプラスになっていることを祈りながら、学んできたことの集大成を卒業プレゼンでぶつけてほしいと思っています。
学びと気付きで未来の創造に繋げていくプレゼンを期待しています!

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