フロンティアすみだ塾(第20期)第3回講義「経営シミュレーションゲーム」を実施しました!

2025年7月12日(土)・13日(日)、フロンティアすみだ塾20期の第3回講義が、墨田区役所で行われました。
今回の活動報告も、すみだ次世代経営研究協議会 会長 15期生、株式会社ショコラティエ川路の川路さとみが担当いたします
テーマは「経営体験実習・マネジメントゲーム(MG)」。2日間、塾生一人ひとりが“社長”になって、仕入れ・生産・販売・決算……と経営の流れを体験していく、まさに“経営の実習”とも言える講義です。講師は、猪田昭一税理士事務所 代表の猪田昭一先生。
毎年恒例のMGですが、真夏に行われるため「とにかく暑い!」という記憶が残っている方も多いかもしれません。ですが今年は珍しく涼しくて、会場の冷房もしっかり効いていました。毎年差し入れている冷えピタも、今回はほとんど出番がなく、静かに集中できる、とても良いコンディションの中でスタートできた2日間でした。
初日は、「経営とは何か?」という先生の問いかけからスタート。MGのルールに戸惑いつつも、ゲームを進めていく中で数字と向き合い、自分で決めて、自分で結果を引き受ける。そんな体験が、塾生一人ひとりの中にじわじわとしみ込んでいったように感じました。
また、今回も多くの修了生がサブ講師として参加してくださいました。本当にありがとうございました。OBの方々からは、「猪田先生、年々優しくなっているよね」なんて声あり、(20期生にはそう見えたかどうかはおいておいて(笑))“ちょうどいい緊張感”が、この講義の魅力です。笑
MGでは人柄や職業がふとしたところに出てくることもあります。飲食業の現役生たちの盤の上のコマが、ぴしっと整然と並んでいて、同業として思わず「わかる〜!」と心の中でうなずいていました。
そして今回、例年「若手が有利」と言われていたMGで、その流れを見事に覆して優勝を果たしたのは、TenCy株式会社の高仲さん。安定感と実行力が光る経営で、堂々の1位でした。本当におめでとうございます!
2日間を通して、楽しいだけじゃなく、悔しさや焦りもあり それぞれが“経営と向き合う”という入り口にしっかり立てた、そんな講義だったのではないでしょうか。
次回は、8月2日(土) 坂本講師(人間力経営株式会社 代表取締役)による「会社を経営するために〜経営者として必要な視点〜」です。
次の講義も、どうぞお楽しみに。